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月に一度はパンダとお出かけ


パンダとかえると飼い主(ミカ)
by zaizen_panda_goro
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雪の燕岳

やっほー、山パンこまさだよ。

年末年始にかけて、冬の北アルプス燕岳まで3泊4日で行ってきたよ。
12月30日 登山口の中房温泉まで
12月31日~1月2日 燕山荘のツアーを利用

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12月30日
ここは宮城ゲートだよ。
登山口の中房温泉まで、夏は車で行けるんだけど、冬は宮城ゲートで通行止めになるんだ。
だから3~4時間車道を歩かなきゃいけないんだよ。






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あ、車道をネコじゃなくて猿が渡ってるよ。ウキ、ウキー!!

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山の向こうに白銀に輝く燕岳が見えるよ。わくわくするなあ~

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車道の中間地点手前くらいにトンネルがあるんだ。
一休みしてお昼のパンを食べよう。あーん♪

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来た道を振り返ると安曇野の町が遠くに見えるよ。

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とても寒いんだね~。つららじゃなくて、氷柱でできた壁だ~

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車道を半分越えたあたりに「力水」があるんだ。
歯に染みるほどの冷たさを想像して飲んでみたら、そんなことなかった。
美味しかったよ。力をだして、あと半分歩くぞー

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燕岳のあたりから雲がわき出てる。晴れてるけど、風が強いんだろうなあ~

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登山口の手前にある有明温泉まで来たよ。
ここまでずーっと登り続けてかなり足も疲れてきたよ~

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登山口の小屋が見えてきた。
このあたりは温泉の地熱で温かいのかな?ここだけ雪がないよ。

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やっと、やーーーーーっと中房温泉(なかぶさおんせん)が見えてきたよ
えーん、疲れたよー
倒れこみっ

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中房温泉の夕飯と朝食。
中房温泉は、通常営業は11月までだけど、年末年始は燕岳への登山客用に開けてくれているんだ。だから温泉宿というより、山小屋スタイルの食事だったよ。
温泉は、いつまでもぬるぬるして身体を洗った石鹸が流れない!?と思ったら、そういう泉質だったよ。超肌によさそうだった。美肌パンダだねっ♪

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12月31日
朝の6:45でーす。もうすぐ日の出。
これから山登りだよー。今日はツアーで登るので、僕はリュックに隠れて楽チン登山だよ。

とか言って、本当は足の付け根(パンダに?)を痛めてしまい、本当は登れるか不安なんだ。
でも、温泉宿の同室の人たちが登れるところまで登ってみたら?と言ってくれたり、ツアーのガイドさんも「登ってみましょう」と背中を後押ししてくれたので、がんばってみることにしたよ。

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7:30頃に出発して森林の中を登るよ。
第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチでそれぞれ休憩。
雪で標識が埋まってるよ。もちろんベンチも埋まって見えないよ。

温泉宿で一緒だった人たちに抜かされる時、みんな僕に気づいて応援してくれたよ。

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今回はふなっしーも応援してくれるなっしー。

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11:45頃、合戦小屋に到着~。屋根の雪は、まだちょっとしか積もってないね。

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合戦小屋から先は森林を抜けてふきっさらしなんだ。
晴れていれば北アルプスの稜線が見えただろうに、真白だよ~

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ここが2泊する燕山荘だよ。

ここで昨晩の温泉で同室だった人たちに会えたよ。
みんな、僕が登ってこれたことを喜んでくれたり、筋肉痛に効くサプリをくれたりした。
嬉しかったなあ。

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夕飯はハンバーグだよ~♪
年越し蕎麦もついてるよ。
山小屋は、普通は9時に消灯なんだけど、この日は特別12時まで起きて年越ししていいんだ。でも僕は酔っ払って、すぐ寝ちゃったよ~

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1月1日
あけましておめでとうございまーす
山小屋でのおせちだよ!
お雑煮にはゆずの皮や干しエビが入ってる。かまぼこは馬と松竹梅。細かいところに気が効いてるよ~

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本当はね、1月1日は燕岳山頂まで行く予定だったんだ。
でも風雪が激しくて、さすがに凍傷になるかもしれないので断念となりました。
ひー、山小屋から10m先が見えずらい状況だよー

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お昼はインドチキンカレーとかビーフカレーとか美味しそうなメニューばかりで迷っちゃう~。結局、ビーフシチューを食べたよ。生クリームがかけてあるんだ。ほんと細かいところに気が効いてるよ~!!

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よいしょ~!!
午後にはもちつき大会があったよ。
晴れてたら外でやるらしいよ。

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あーん♪きなことあんこのお餅だよ。突き立ては美味しいね。
このあたりのきなこは、鶯色をしているんだね。

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夕飯だよ。することないから、食べてばかり(笑)

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食事の時には小屋のご主人が燕岳登山の注意事項とか天気とか話してくれるんだよ。
今回はお正月スペシャルで、スイスのホルンを吹いてくれた。いい音だったよ♪
1か所で継ぎ足す長いホルンだったから、音を出すのも大変なんだろうなあ。

夜はロープワークの講習会。3つの結び方を習ったよ。覚えてられるかなあ???
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ダブルフィッシャーマンズノット(テグス結び)

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インクノット(巻き結び、マスト結び)の作りかけ

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エイトノット(8の字結び)


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1月2日
今日は帰る日だ。朝食にはブリの塩漬けが出たんだ。
このブリは、僕たちと一緒に中房温泉から燕山荘まで登ってきて、さらに燕岳山頂に奉納してから調理されたものなんだ。
僕の代わりに登頂してくれたブリなんだ~

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せっかくだから、山荘の中を少し案内するよ。
玄関を入った景色だよ。「謹賀新年」の吊り紙がいいね。
左手の光は売店。左手奥が食堂だよ。
右手は受付と掲示板。

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掲示板には、山小屋の予定が楽しく飾られているよ♪

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突き当りの階段を上るときれいな花模様の電灯が迎えてくれるよ。


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宿泊部分は2段になってるんだ。
2畳ほどで区切られていて、荷物棚のあって快適だよ。

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名残惜しいけど、そろそろ下山。
午後から晴れるらしいけど、今朝も視界は悪いよ~。

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合戦小屋で一休み~

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第三ベンチを過ぎたあたりで、そらが明るくなってきた。

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青空が見えてきた~

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もうすぐ中房登山口。

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ツアーで仲良くなったお姉さん達とも、ここでお別れ。寂しくなるね。
楽しかったよ。どうもありがとう。
またどこかの山で会いたいね。


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また車道を歩きはじめます。

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振り返ると白銀に輝く燕岳。ああ、今、あそこに居たら周囲がよく見えただろうなあ~

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帰りの車道はあんまりのんびりしてると日が暮れちゃうけど、疲れた身体に追い打ちをかけるように大変だった。
雪だるまが応援してくれたよ。

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ひーん、長かったーーーー。やっと宮城ゲートに倒れこみ。

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そして穂高駅から電車で寝て帰るのだー。

今回は、山小屋のツアーを利用して登ったので、山小屋での時間の使い方も効率的にすんだよ。
僕は山小屋に登れるか不安だったけど、ガイドの先生方が優しく励ましてくれたし、お友達にも恵まれて、山頂には行けなかったけど、楽しく過ごせたよ。
夏の季節は高山植物で綺麗なんだって。
アプローチの車道も歩かなくてすむから、今度は夏に来るぞー!
by zaizen_panda_goro | 2014-01-04 22:48 | 山パン
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