月に一度はパンダとお出かけ |
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どこにも出かける予定がないのに、外はお出かけ日和。
散歩をしたくなったので、山手の西洋館めぐりをしてきました。 強風の中、3時間近く歩きました。 通りに面した家は、新しい建物でもレンガ風の塀を利用するなど景観に配慮しているようで、見ているだけで楽しかったです。 西洋館として公開しているのは、ぜんぶで7館。しかも、ぜんぶ入館無料! 維持費だってかかるだろうに、大丈夫なんだろうか? それから、当時からその場所に建っていたわけではなく、移築したものばっかりです。 こんな古い建物を丁寧に崩して、また復元するなんて、大工さんはすごいなあと変なところに感心しました。 まずは、JR石川町のそばから坂を登って。 1.ブラフ18番館 大正時代末期に建てられた外国人住宅で、戦後は、カトリック山手教会の司祭館だったそうです。 中では、プチコンサートが催されていて、今日は「涙そうそう」がマンドリンの伴奏とともに聞こえてきました。 「ブラフ」って人の名前かと思ったら、切り立った崖の意味で、かつて居留外国人が山手をこう呼んでいたそうです。 英和辞典ひいたら、「bluff」は「絶壁」とでてました。 言われてみれば、元町から山手まで登る坂は、ぜーんぶ急だなあ。 2.外交官の家 明治43年に建てられた、明治政府の外交官・内田定槌の邸宅です。 東京渋谷の南平台にあったそうです。(なんで横浜に移築したんだろ?) アンティークな家具がたくさんあるわ、イタリア山庭園が目の前に広がるわで、私は、ここが一番好きでした。 花にうずもれてみる。 --- ここから次の館までは、距離があるのですが、このあたりは、私立の中・高・大や教会があったりして、ぶらぶら歩くのに楽しかったです。 途中、ブラフカフェモトヤの前も通りました。 アップルパイ~♪と思いましたが、混んでいたし先も長いので、今日はあきらめました。 ブラフカフェ=絶壁喫茶 入口から透かし見えたけど、見晴らしいいよ~♪ 3.べーリック・ホール 昭和5年に建てられたイギリス人貿易商・ベリック氏の邸宅です。戦前の山手外国人住宅としては最大規模をほこるそうで、学校の寄宿舎としても使われたそうです。 建築学的にもすごいらしく、部材が展示されていました。 ここだけやたらと南洋ちっくでした。 4.エリスマン邸 大正15年に建てられたスイス人貿易商エリスマン氏の邸宅です。 2階には、山手地区のジオラマや、多くの西洋館の写真などが飾られていました。 木立に囲まれたお家という感じでした。 全体的にこじんまりした印象です。 5.山手234番館 昭和2年頃に建てられた、外国人むけ集合住宅「アパートメントハウス」です。 創建当時は中央の玄関ポーチを挟んで、左右対称・上下2階だったそうです。 貸出できるギャラリーがあり、写真展をやっていました。 ここは、その他、会議室などとして貸し出しており、壁紙がいかにも最近のものでした。 アンティーク度が少なく、私としては今ひとつでした。 6.イギリス館 昭和12年に建てられた英国総領事公邸です。 1階はちょっとしたホールになっていて、コンサートなど催されているようです。 建物もお庭も広く、他の西洋館とは雰囲気がまったく違います。 ローズガーデンもあり、バラが見ごろのはずですが、あまりの強風ゆえ断念しました。 7.山手111番館 大正15年に建てられた、アメリカ人ラフィン氏の住宅です。 イギリス館の庭の中に建ってる家という感じがぬぐえません(笑)が、入ってすぐにある広々とした吹き抜けのスペース(ダンスホールなのか?)が印象的です。 風で木がすごいことになってるの、わかりますか? ここの地階(といっても、斜面地なので庭にも面している)には、えの木ていの喫茶室があり、疲れた身体を癒そうとしましたが、激コミ。 風のない晴れた日に、外のテラスでアイスを食べたら、さぞ旨かろうて。 港の見える丘公園 最後は、やはりここですがな。 こうしてみると、神戸の西洋館では貸し衣装があったりして商業的(そーいや、入館料もとってたな。)なのにくらべて、落ち着いて見学できました。 ガイドを手に持っている人も多く、観光地なんだなあと改めて思いました。 しかし、今日は、ほんと風に悩まされました。 出かけた時間も遅く、喫茶に入る時間がなかったり混んでたりで、あきらめてばかりでした。 今度はのんびりお茶することを目的に行くぞー!
by zaizen_panda_goro
| 2007-05-05 13:52
| お出かけ
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